ハワイ ワイキキにあるスパは観光客のお客様がほとんどなので、ローカルスパとはまたニーズや対応の仕方が違うかもしれません。
今回はローカル スパを見学に行ったのですが、このようなことが見えてきました。
◎妊婦マッサージはあるものの、日本と同じで対応をしているところは多くない。
(日本ではマタニティマッサージといいますが、ハワイではprenatal massage、prenatal careになると胎教という意味になります)
◎妊婦マッサージを受ける人は少ない。
◎女性男性共に強いマッサージが好き
◎60分コースをお願いすると、メニューはセラピストが組み合わせ行う(日本のようにリフレ40分とメニューを決めて行うということが少ない)
◎オイルなどの商材はスタッフが個人で持ち込み、統一されていない
など日本とは違うところもありました。
妊婦さんに対応しているスパサロンが少ないということは、日本と同じでした。
もう少しハワイでは妊婦さんに対して手厚い対応があるのかと思いましたが、予想とは反対で残念でした。
でも妊婦さんの対応があるとわかれば、すごく有り難く思ってもらえると思います。
私が日本で妊婦ケア講座をおこない妊婦さんへのマッサージができるスタッフを増やそうとしていますが、ハワイでも妊婦ケアマッサージができるスタッフを増やしていけば、妊娠さんがリラックスでき、より良い妊娠生活を満喫できることでお腹の赤ちゃんにも影響し、元気で精神の安定した赤ちゃんが生まれやすくなることが伝わっていくように思います。
強い圧を希望する人が多いのは、日本人に比べてハワイの人は体が大きく筋肉も厚そうなので、深い圧を求めているように思いました。
日本とハワイでは違う国で話す言葉も違いますが、マッサージという手技は共通で、気持ちの良いものだということは同じですよね。
心、マインドが技術を通して伝わることも同じなので、マインドの部分を大切にしていくセラピストがハワイでも増えていくといいなと思います。