基礎代謝とは

基礎代謝は、人が生きるのに消費されるエネルギーのことです。例えば、呼吸をする。心臓を正しく動かす。血液を全身に送るなど、生命活動を続けていく時に使う基本的なエネルギーのことです。

この基礎代謝エネルギーは、人が一日に消費するエネルギーのなかで最も多いです。消費エネルギー全体の割合でいうと、60％〜70%になります。

消費エネルギーの種類

そもそも、人が一日に消費するエネルギーの種類は、次の三種類です。一つ目は、この基礎代謝エネルギー、二つ目は、生活活動代謝エネルギー。そして、三つ目は、食事誘導性熱代謝エネルギーです。

生活活動代謝エネルギーは、体を動かしたり、脳を使ったりする時に消費されるエネルギーです。歩行したり、仕事をしたり、勉強や運動をするのに使われます。これは、人の生活習慣によって異なります。何故なら、一日の生活の過ごし方や、仕事の種類や内容によって違うからです。

食事誘導性熱代謝エネルギーは、人が食べたものを消化し、吸収するときに発生するエネルギーです。食事をすると体が温かくなります。この温かくなるということは、エネルギーが消費されていると言うことになります。

ダイエットと基礎代謝の関係

ダイエットと基礎代謝はどういう関係があるのでしょうか？

体重が増えるのは、体内で消費されるエネルギーよりも、体に取り入れるエネルギーが多いことが原因です。体の中で残ったエネルギーは、どうなるのでしょうか？

エネルギーは、カロリーと同じです。体内で使いきれなかったカロリーは、脂肪となって体の中に蓄えられます。つまり、これらは体脂肪となって、太る原因となります。