なぜこの仕事をしているのか?
この業界に入ったのは、元々興味のあったリフレの募集を近くのお店で行っていた、という単純な理由でした。
きっかけは単純でも15年以上この仕事に携わっているのは、それなりの理由があるからです。
「好きだから」
「人を癒したい」
ということが根本にありますが、これだけでは続けていくことはできないと思います。
実際新人研修に携わっていた時に、こういった意気込みを示していたスタッフは多くいましたが、辞めていくスタッフだけでなく、辞めて全く違う仕事に就くスタッフも割といることがわかりました。
じゃあ、私は他にどういった理由があるのか問いただすと、
◎ 人が笑顔になることで心から嬉しく思えるため
◎ 元の気の状態=元気になって健康な状態になってもらいたいため
9年前に皮膚ガンになったことから健康な身体について、以前より考えるようになりました。
自分の身体にもより気をつけるようになっただけでなく、私は他の人にも痛い思いや辛い思いをしてもらいたくなかったので、私に何ができるか、私でも人を治すことができないか、毎日毎日考え、
医学部臨床検査技師の学科の受験をはじめ、栄養学や代替医療の講座、大学病院での病気についての講座、赤十字病院での緩和ケアや神戸大学病院のボランティアの交渉、大阪大学医学部の代替医療の教授とお話をさせてもらいながら、やっと気がつきました。
「病気になる前の予防、心と体が健全な状態になっていただく」
を治療としてでなく、癒しの世界から五感を刺激させ、施術や自然にある太陽の光や木、植物、水などの力を借りながら、本当の自分自身を取り戻し、元の状態の元気な姿に戻っていただきたいと思っています。
肩こり1つでも掘り下げていくと、肩こりを解消すればいいだけではないこともあります。
今はまだ現れていないことでも、積み重ねていく上で現れてくることもあります。
また自分でもわからなかったこと、気がついていないことを意識できると、今後良い方向に進んでいくことも可能です。
こういったお手伝いは、この場所、この仕事、このようなことを経験して得てきたからこそできるのだと思っています。